絵で分かる!生命保険の種類
一口に生命保険と言っても、たくさんの種類があってよくわからないですよね。
保険は目に見えない商品ですが、今回は生命保険の種類を絵にして分かりやすく解説していきます!
①終身死亡保険(生命保険)

一生涯続く死亡保険です。
明日亡くなっても、90歳で亡くなっても、家族にしっかりとお金を残すことができます。
保険を解約しない限り、お金を必ず受け取れる(家族に残せる)ため、かけ金は高めです。
働けるうちにかけ金を払い終えるやり方(短期払い)で契約する場合が多いです。
家族に葬儀代を残したい人
相続対策に保険を使いたい人
子供が自立するまでの保障を準備したい人
②定期死亡保険(生命保険)

期間限定の死亡保険です。
期間限定のため、保険が発動するかしないか(死亡するかしないか)分かりません。
よって、かけ金は安めです。
かけ金が安いので、たくさん保険をかけることができます。
少ないかけ金で大きな保障を持ちたいときにぴったりの保険です。
子供が自立するまでの間だけ、大きな保障を準備したい人
家族に葬儀代を残したい人
③収入保障保険・逓減(ていげん)定期保険

どんどん保障が小さくなっていく死亡保険です。
そんなのダメじゃん!と思われるかもしれませんが、実はとってもお勧めな保険です。
例えば「子供が自立するまでの間の保障を準備したい」とします。
子供が1歳の時に自分が死亡してしまうと、残された家族の生活資金や子供の学費など、たくさんのお金が必要ですよね。
それに対して子供が21歳(大学4年生)の時に自分が死亡しても、子供は就職直前なのであまりお金は必要ないですよね。
このように、だんだんと必要なお金が減っていくことに合わせて保障も減っていく保険が、この死亡保険です。
②の定期死亡保険に比べて全体的な保障が小さいので、かけ金はより安いです。
詳しく知りたい方はこちら→【収入保障保険は安い!おすすめです】
子供が自立するまでの間だけ大きな保障を準備したい人で、より合理的に保険をかけたい人
家族に葬儀代を残したい人
④養老保険

期間限定の死亡保険を終えると、お金が手元に戻ってくる保険です。
死亡しても家族にお金が残せ、死亡しなくても自分にお金が戻ってくる。
とっても嬉しい保険に見えますが、かけ金がとても高い上に、時代に左右される保険です。
具体的には、世の中の金利が高ければ、支払った金額よりも多くお金が戻ってきます。
逆に世の中の金利が低ければ、支払った金額よりも少ない金額しか手元に戻りません。
2021年現在の日本はマイナス金利の時代なので、うまみがない保険です。
名前の由来は「老後を養う保険」ですね。
子供が自立するまでの間だけ保障を準備しつつ、将来に向けて資金を貯めたい人
月々の支払いに余裕がない人
効率的にお金を増やしたい人
⑤年金保険

お金を積み立てていき、ある時からお金をもらえる、年金の機能がついた保険です。
年金は一括で受け取ることも、小分けにして受け取ることもできます。
④の養老保険と同じく、世の中の金利で良し悪しが変わります。
昔は年金を一生涯もらえるタイプのものがありましたが、今は無いか、あってもかけ金がとっても高いです。
また、死亡保障はありません。
死亡した時は、自分が貯めた分だけ家族にお金が渡ります。
老後資金を貯めたい人
老後に向けて効率的にお金を増やしたい人
⑥変額保険

うねうね型の死亡保険です。
みなさんが支払ったかけ金を元手に、保険会社が攻める投資をします。(実際は運用会社)
その投資の結果で、みなさんの保険が増えたり減ったりするのです。
ただしあくまでも「保険」なので、保険としての一番の機能は守られます。
例えば死亡保険であれば、「死亡したら○○○万円」という死亡保険金は、いくら投資の成績が悪くても減ることはありません。
減る可能性があるのは、生きていて自分の手元に戻るお金です。(解約返戻金、満期返礼金など)
終身死亡保険、定期死亡保険、特定疾病保険など、さまざまな種類の変額保険があります。
死亡保障を目的とし、あわよくば多めにお金を残したい人
(途中で保険を解約しない人)
保障や解約返戻金に確実性を求める人
効率的にお金を増やしたい人
⑦外貨建て保険

外国のお金でかける保険です。
終身死亡保険や養老保険など、さまざまな種類の外貨建て保険があります。
日本よりも金利が高い国の通貨を使うことでメリットを受けられます。
より安い保険料でより大きな保障を持つことができますし、自分の手元に戻るお金も増えます。
ただし手元の「円」を「外国のお金」に両替する際は為替変動の影響を受けますので、不利な方向に為替レートが動いた場合は損をする可能性があります。
また、保険によっては「解約控除」「市場価格調整」といったデメリットが発生するものもありますので、加入する前にはしっかりと保険の仕組みを理解することが必要です。
リスクを承知した上で、より安く保険をかけたい人
保障や解約返戻金に確実性を求める人
効率的にお金を増やしたい人
⑧逓増定期保険

途中からドカンと保障が増える、なんとも変な形の死亡保険です。
だんだんと責任が重くなってくる、会社の経営者に合わせた保障です。
というのが表向きですが、実際は裏で貯まっているお金(解約返戻金)があり、会社の節税をするために使われていた、いわゆる節税保険です。
現在は税制が変わり、節税できないような対策が取られました。
個人ではかけることのない保険ですね。こんなものもあるという参考程度に。
昔:節税したい経営者
生命保険は組み合わせ次第
このようにたくさんの種類の生命保険が存在しますが、自分はどれを選べば良いのでしょうか。
答えは、目的に合わせて選ぶことです。
例えば…
- 家族に葬儀代などで迷惑をかけたくない
- 家族の生活を苦しくさせたくない
- 子供の進学でお金に困らないで欲しい
このような想いを持つお父さんがいるとします。
この想いを保険にすると、一例ですがこのような形になります。

①の終身死亡保険で、葬儀代を一生涯準備します。
②の定期死亡保険で、年金を受け取れるまでの家族の生活費の足しを準備します。
③の収入保障保険で、子供の生活費と学費を準備します。
このように、自分の家族構成や収入、夢や想いに合わせて、保険をうまく組み合わせることが大事です。
自分で勉強をして保険を組み立てるか、社会保険や民間保険に詳しいことに加えてあなたに親身になってくれる人に、相談をするのが良いでしょう。







