保険会社はきちんと保険金を支払ってくれる?不払いは?
「保険会社はきちんと保険金を支払ってくれない」「不払いだ」
こんな話を耳にしますが、本当なのでしょうか?
支払いは約款(やっかん)で決まる
保険会社が最終的に「支払う」「支払わない」を決めるのは、保険会社の気分ではありません。
約款(やっかん)というルールブックに沿って、決定します。
そこに書いてあれば支払うし、書いていなければ支払わない、ただそれだけのことなのです。

保険会社の不払い問題
ただし保険会社は、お客さんから教えてもらわなければ事故があったことを知ることができません。
この性格から、過去に不払い問題が起こりました。
保険会社
「お客さんから言われていないので、
お金を支払いませんでした」
こういう話です。具体的に見てみましょう。
お客さんが事故にあい、自分の車を修理したとします。

保険会社は、お客さんから「事故で車を修理した」と言われたので、車両保険金を支払いました。
ここまではオッケーですね。
しかし実は、お客さんは修理中に代車を7日間借りていました。
この時にお客さんは「代車を借りたので保険金をください」と言いませんでした。
すると「お客さんから言われなかったから、お金を支払わなかった」という保険会社が出てきたのです。
そこで保険会社は、金融庁からペナルティを受けました。
そしてこれからは保険会社から聞いてあげようよ、ということになりました。
きちんと支払ってくれる
という問題があってから、保険会社は「もしかして〇〇は使いましたか?」と積極的に聞くようになりました。

私が自動車事故の仕事をしていた際にも、聞いていなければもう一度電話をして必ず聞かされていました。
保険会社は今、きちんと支払ってくれます。不払いの心配はいりません。
生命保険や医療保険
生命保険や医療保険は、保険金を受け取ることが出来るトリガーがはっきりしているので、シンプルですね。
・入院したらお金を受け取れる
・ガンになったらお金を受け取れる
・死んだらお金を受け取れる(残せる)
病院が出す診断書を保険会社に提出して、「入院しました!」と言うだけでお金をもらうことができます。
自動車保険
自動車保険も簡単に支払われる仕組みになっています。
普段あまり気にならないかもしれませんが、実は日々とてつもない数の自動車事故が起こっています。
(1分間に1回ぐらい起こっています)
事故が多いということから、大手の損害保険会社では事故対応の仕組みが確立しており、ベルトコンベアーに乗せるように効率よく事故対応を行なっていきます。

これだけ事故が多いと、似たり寄ったりの事故ばかりになります。
その事故をまとめた判例タイムズという本があり
この事故は「7対3」でAさんが悪い
というようなことが、ずらっと書いてあります。
保険会社はこの本を使って、事故の責任割合を決めています。
このように決まった型に事故を当てはめていくので、お客さんがゴネない限りはスムーズに話が進みます。
また事故担当者には成績的なノルマはありません。
例えば、
この件を何かと理由を付けて保険金を支払わなかったら、ボーナスが増える!
なんていう仕組みはありません。
保険会社は、支払うものは支払います。

お客さん側も悪い?
それでもなお、「保険会社がお金を支払ってくれない」という話は耳にします。
よくよく話を聞いてみると、それはお客さんが悪いのでは?と思うことも少なくありません。
・保険の内容を理解しないで契約していた
・保険から多くお金をもらおうとしていた
というケースです。
保険を理解しないと?
お金が出ると思っていたけれども出なかった
こうなってしまいます。
「保険はムズカシイから・・・」
と担当者に任せっきりでは危険です。
保険はあらかじめ、お金を「支払う」「支払わない」が決められているわけです。
しっかりと自分で考え、保険金を受け取れる場合・受け取れない場合ぐらいは理解しておくことが大事です。
多くお金を受け取ろうとすると?
ケガは治ったけれども、まだ通院を続けてお金を多くもらおう
なんて考えていると、保険会社は見抜いてきます。
保険会社「そろそろ治りましたか?」「通院を終える頃では?」
これに気分を害したお客さんが、保険会社はカネを支払わない!と主張しているケースも見られます。
少しでもお金を多く受け取りたいという気持ちは分かりますが(笑)保険はマイナスを0に近づけることが使命であり、プラスを生み出して儲けるためのものではありません。
自分で調べよう
保険が分かりにくいことは間違いないと思います。
しかし、自分で調べたり考えたりする努力をすることは大事であると思います。
このブログでは保険の話を簡単にしてお話していますので、ぜひご活用ください!







