自動車保険の特約は必要?わかりやすく解説します
自動車保険では、たくさんの特約(オプション)を選ぶことができます。
この記事では、特約が必要かどうか自分で判断できるように、わかりやすく解説していきます。
特約を選ぶ心構え
補償は、たくさん付けるほど安心できます。
よって「あったらいいな!」という感覚で選ぶと、保険料がどんどん高くなってしまいます。
自動車保険はあくまでもかけ捨てです。
かけ捨て保険は、最低限にしたいですよね。
そこで補償が必要かどうかの判断としては、
「〇〇という理由で、
絶対に特約を付けなければいけない!」
ここまで言えるかどうかで決めましょう。
※特約の名称は保険会社ごとに異なります ※筆者が「いらない」とコメントをしていても、人によっては必要なものもあります。 各自ご判断ください
【相手への補償】に関する特約
対物超過特約 おすすめ度★★★
自分がぶつけた相手の車が古い場合、保険から相手に支払えるお金が少ないです。
すると相手は修理ができずに怒り、なかなか事故が解決しません。
このときに、相手が修理できるようにお金を出してくれるものが対物超過特約です。

相手とのトラブルを防ぎ、事故解決までの期間を短くできる可能性があるため、自分のストレスを減らすことができます。
保険料もとても安いため、必ずつけましょう。
【自分側のケガ】に関する特約
基本の人身傷害保険が優秀なので、特約はあまり必要ありません。
車外事故特約 おすすめ度★☆☆
自動車保険はクルマの保険ですから、クルマに乗ってケガをしたら保険を使えます。
しかし車外事故特約を付けると、外で車にひかれたときにも、人身傷害保険を使えるようになります。
これは地味にすごいことです。
【普通のケガの保険】
決まったお金をもらえる
【人身傷害保険】
治療費を出してくれる
人身傷害保険は、普通のケガの保険よりも圧倒的に助かる保険です。
この良い保険を、車に乗っていないときにも使えることはすごいことなのです。
ただし車にひかれたとき限定なので、他の保険の代わりにはなりづらく、使いにくい特約です。

傷害一時金特約 おすすめ度☆☆☆
ケガをした時に、上乗せでお金をもらえる特約です。
治療費は人身傷害保険がカバーしています、上乗せのお金は絶対に必要でしょうか。
雑費などの多少の出費を覚悟しておけば、傷害一時金は付けなくて良いでしょう。
死亡特約 おすすめ度☆☆☆
死亡または後遺障害を負った場合に、お金を上乗せで家族に残せる特約です。
将来稼げるはずであった給料は人身傷害保険がカバーしています、上乗せのお金は絶対に必要でしょうか。
そもそも家族に対して保障が必要な人は、生命保険をかけているはずです。
車に乗るときにだけ死亡補償を増やす理由はないかと思うので、いらない特約かと思います。

入院サポート特約 おすすめ度☆☆☆
入院した時に、さまざまなサポートを受けられる特約です。
雑費などの多少の出費を覚悟しておけば、この特約はいらないかと思います。
自損傷害特約 おすすめ度☆☆☆
電柱に突っ込むなどで自爆をし、どこからも補償を受けることができない時に使えるケガの特約です。
人身傷害保険が付いていればいりません。
無保険者傷害 おすすめ度☆☆☆
事故相手が保険をかけておらず、どこからも補償を受けることができない時に使えるケガの特約です。
人身傷害保険が付いていればいりません。

【自分の車】に関する特約
車両保険を付けていることが前提の話です。
そもそも車両保険はコスパが悪いためおすすめしませんが、車両保険を付けている人は特約も知っておきましょう。
無過失事故特約 おすすめ度★★★
自分が悪くない事故でも、相手が保険に入っておらず貯金もないようであれば、自分は泣き寝入りしかありません。
車の修理に自分の車両保険を使えますが、保険料が高くなってしまいます。
納得できないですよね。
この時に等級を下がらなくしてくれるものが、無過失事故特約です。
お金の面でも精神的な面でも助かる特約です。

新価特約 おすすめ度★★☆
新車で車を買って、すぐに大きな事故が起こりました。
車両保険を付けていても、新車を買い直せる金額までは出ません。
この時に、新車を買い直せるまでお金を出してくれるものが新価特約です。
新車を買って数年間はアリだと思います。

地震・噴火・津波特約 おすすめ度★☆☆
地震・噴火・津波は車両保険の対象外です。
それでも少しお金を出しますよという特約です。
これらの自然災害が起こりそうな地域の人はアリかもしれません。
故障特約 おすすめ度★☆☆
故障は事故ではないため車両保険を使えません。
それでも少しお金を出しますよという特約です。
古い車には付けても良いかもしれません。

全損特約 おすすめ度☆☆☆
自分の車が壊れ、【車の価値 ≦ 修理代】となった場合を全損(ぜんそん)と言います。
この時に上乗せでお金を受け取れる特約です。
ある程度の出費を覚悟していれば、いらない特約かと思います。
そのほかの特約
大切な特約もあるため、しっかりとみておきましょう。
ファミリーバイク特約 おすすめ度★★★
125CC以下の原付を持っている人は、単独でバイク保険をかけるよりも安いです。
補償の範囲をしっかりと確認して、十分だと思えばこれでいきましょう。
弁護士費用特約 おすすめ度★★★
自分が悪くない事故では、自分の保険会社は交渉に出られない決まりになっています。
自分一人で相手の保険会社と話をするのは結構大変です。
ここで弁護士に頼れるのがこの弁護士費用特約です。
精神的にとても助かるため、付けましょう。

ドライブレコーダー(購入) おすすめ度★★★
ドラレコは、自分が悪くない証拠を残すためにあったほうが良いです。
例えば誰も見ていない山道で、相手が突っ込んできたとしましょう。しかし相手がしらばっくれたら、自分も悪いとされてしまうケースがあります。
これは相当なストレスになります。
ここでドラレコがあれば、自分は悪くないと証明することができます。
ドライブレコーダー特約 おすすめ度☆☆☆
自動車保険で、ドラレコをレンタルできる特約です。
さまざまなサービスが付きますが、自分で買う方がコスパは良いです。

他車運転特約 おすすめ度★★☆
他人の車を運転した時に、自分の保険の一部を使えるようになる特約です。
自分で責任を持てるためありがたい特約です。
レンタカー特約 おすすめ度★☆☆
車を修理する間に借りるレンタカーのお金を出してくれます。
普段使いの車が絶対に必要な人は、付けても良いでしょう。
携行品特約 おすすめ度☆☆☆
車内に置いた荷物が事故で壊れた時の特約です。
ちょっとしたものであれば自腹で修理をするべきですし、高価すぎるものには別で保険をかけるべきですから、基本はいらない特約かと思います。

個人賠償責任特約 おすすめ度★★★
一人一つ、絶対に付けるべき保険です。
日常生活で誰かに弁償をしなければならないときに、肩代わりをしてくれる特約です。
自転車で人をひいてしまったときにも使えます。
個人賠償への入り方はいくつかありますが、自動車保険に付けるのが一番良いです。
まず補償金額を大きく設定できますし、保険会社によってはカバーできる範囲が広いです。
さらに相手と交渉をしてくれるのは、示談のプロである自動車事故担当の人です。









