車両保険とは?入るべき?メリットとデメリットも解説!
この記事では、車両保険の基本とメリットデメリットをお話し、入るべきかどうかをお伝えします。
まずは車両保険のことを知ろう
事故を想像してみましょう
狭い道でブロック塀に車をこすってしまった!
部品交換で10万円がかかるらしい。
→このときの10万円を支払ってくれるものが車両保険です。
交差点で横から出てきた車とぶつかった!
修理代80万円がかかると言われたが、自分にも事故の責任があるから、相手は20万円しか支払ってくれないらしい。
→自腹となる60万円を支払ってくれるものが車両保険です。
お気に入りのポルシェを盗まれてしまった!
中古で買い直しても600万円かかる。
→中古に買い替えるお金600万円を支払ってくれるものが車両保険です。
つまり車両保険とは、自分の車を修理したり、中古に買替えたりすることができる保険ということです。

車両保険のメリット
メリット①:財布を痛めない
修理や買替えの費用があなたの財布から出ないことが一番のメリットですね!
ローンで買った車が事故で壊れると、ローンだけが残るという最悪な事態も考えられます。しかし車両保険に入っていればその心配はいらないですね。
メリット②:他の人の車にも使える
友人に車を借りて事故を起こしてしまった…その人に悪いので…
ということであなたの車両保険を使うことができます。安心して人の車を運転できますね。
メリット③:被害事故で助かることがある
保険に入っていない車に突っ込まれたとします。
相手がビンボーだった場合、自腹をきることになります。
ここで自分の車の修理に車両保険が使えます。
さらに「車両無過失事故特約」などがついていれば、車両保険を使っても等級は下がりません。

車両保険のデメリット
デメリット①:車両保険金が支払われないことがある
地震が原因だとダメ
地震の被害は大きくなりがちなので、車両保険の対象になりません。地震によって引き起こされた津波などもダメです。
新車には乗り換えられない
ふつう車は、乗った分消耗します。消耗した分は保険では出ません。つまり中古価格までしか受け取れないということです。
古い車は買い直せないかも
愛着があって古い車に乗っているかたは、車両保険の上限が15万円とかになってしまいます。
そうすると中古で同じような車を買おうとしても、15万円では買い直しができないことがあります。

デメリット②:車両保険は高い
車両保険に入るための費用
保険の内容を決めるときに、車両保険に入るかどうか判断します。例えば次のような場合、
- 車両保険あり…保険料9万円/1年
- 車両保険なし…保険料5万円/1年
車両保険に入るために4万円を多く支払うということになります。
これが車両保険に入るための費用です。
車両保険を使うための費用
次は事故にあったときのことを考えます。(少々長くなります)
車両保険を使うと、次の更新からかけ金が高くなります。具体的にどのくらい高くなるのかを見ていきましょう。
よくありそうなケースを2つ出します。
20等級の人が事故を起こした
車両保険を使うと20等級から17等級に下がります。
2020年に事故を起こしたとして、等級の進みと割引率を次にまとめました。
(事故有係数も考慮しています)

つまり車両保険を使うと、赤文字のお金を余計に支払うことになります。
もともとの保険料が10万円だったすると、約6万9千円を多く支払うことになります。(かけ金が一律であったと仮定)
10等級の人が事故を起こした
車両保険を使うと10等級から7等級に下がります。同じようにまとめました。

上と同じパターンですが、これだけでは終わりません。
毎年、割引率に差がついてしまいます。

保険を使っていなかったケースに追いつくまでに13年かかりましたね。笑
赤い数字を全部合わせたものが車両保険を使う費用になります。
・商品改定を考慮していません。
・1等級ダウン事故になる可能性もあります。
・車両保険のみを使った場合を想定しています。賠償責任保険と組み合わせて車両保険を使った場合、1回の事故で3等級以上は下がりません。
車両保険に入らなくて良い理由
ここまで、車両保険は意外と「高価」であることがお分かりいただけたかと思います。
私はずっと、「あまり起こらないけれども起こったらヤバいこと」に保険をかけるべきとお伝えしています。
(例:車で人をはねてしまって1億円支払う)
車両保険に関しては、「よく起こるし起こってもヤバくないこと」です。
(例:事故で車が大破、200万円で買い直す)
よく起こることに保険をかけようとすると、高いかけ金がかかることは当然です。
よく起こることは、保険をかけずに「気を付ける」ことでリスクを抱えるようにするべきであると思います。

例外:車両保険に入るべき人
- 田舎に住んでいて、車がなければ生活できない
- 車を買い直せるお金の余裕がない
このような人は、車に乗れなくなることが大きなリスクになってしまうので、かけ金が高くなっても車両保険に入るべきです。







